百人一首は、和歌の名手・藤原定家が飛鳥時代から鎌倉時代までの百人の優れた歌人による和歌を一首ずつ集めたものです。定家が、嵯峨嵐山文華館の近くに位置した小倉山の別荘で和歌を撰んだことから「小倉百人一首」とも呼ばれるようになりました。1階展示室では、宮中風俗を描いた池田孤邨《五節句図》、長沢芦雪《月夜紅葉図》や加山又造《おぼろ》など、四季折々の風趣にあふれた作品の数々を展示します。また、百人一首には恋愛の機微を巧みにとらえた歌も数多く詠まれました。2階展示室では、男女の恋模様を詠った和歌を選りすぐり、関連する絵画とともに解説します。上村松園《美人詠哥図》や菊池契月《六歌仙図屏風》など、画題としても愛好された、和歌をたしなむ女性像や歌人の絵姿も見どころです。長きにわたり愛され続けてきた百人一首の魅力と、移ろいゆく季節や変化に富んだ景色を愛おしみ、その感動を歌に託した歌人たちに思いを馳せたくなるような展示構成となっています。
- 日程
- 2025年2月1日(土)~4月13日(日)
前期:2月1日(土)~3月3日(月)
後期:3月5日(水)~4月13日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 1,000円
- 場所
- 嵯峨嵐山文華館
- 電話
- 075-882-1111
- 休館日
- 2月18日(火)、2月23日(日)、3月4日(火) ※2月22日(土)は14:00閉館